
相模原市内で100匹を超えるチンチラ系ペルシャ猫の多頭飼育崩壊が発生しました。この問題に対応するため、動物愛護団体のボランティアの方々をはじめ、相模原市獣医師会や麻布大学の獣医師の先生方が協力し、保護活動を進めています。
現在、保護された猫たちのケアを行いながら、新しい家族を見つけるための準備を進めています。
保護猫の状況
多頭飼育崩壊の影響で、保護された猫たちは健康面でさまざまな問題を抱えています。
- 感染症の影響により目の疾患を持つ猫が多く、中には眼球摘出が必要となったケースもあります。そのため、目の治療を継続している猫がいます。
- 風邪や下痢の症状が見られる猫もおり、適切な治療が行われています。
- 近親交配による影響で、現在は症状が見られなくても将来的に疾患が発生する可能性があります。
- トイレのしつけが完了していない猫もおり、トレーニングが必要な場合があります。
これらの事情を十分に理解したうえで、ありのままの猫たちを受け入れてくださる方に譲渡をお願いしています。
また、今回保護された猫は長毛種であるため、定期的なブラッシングなどの被毛ケアが欠かせません。譲渡を検討される方は、ご家庭で適切なケアが可能かどうかもご確認ください。
緊急譲渡会(予約制)
- 開催日時:令和7年2月8日(土)
- 午前の部:11:00~12:30
- 午後の部:13:30~15:00
- 会場:エコパークさがみはら 2階学習室(相模原市中央区富士見1-3-41)
- 入室方法:事前予約制
- 申込フォームから来場時間を予約してください。
- 面会時間は1組20分程度、成人3名まで(お子様は含みません)。
- 申込期限:2月6日(木)まで
当日ご持参いただくもの
- 身分証明書(住所・氏名が確認できるもの)※代表者のみ
- 賃貸住宅・集合住宅にお住まいの方は、猫の飼養が可能であることを証明する賃貸借契約書または管理規約の写し
猫たちが心して暮らせる新しい家を見つけるため、多くの方のご参加をお待ちしております。
事前に確認ください
譲受け希望の方は、「新しい飼い主になるための条件」、「ペットを飼う前に考えて」チェックリストを事前にご確認ください。
なお、譲受けの際には、動物愛護団体等にご協力いただいた、シャンプー、ノミとり等に要した費用の負担が必要になります。
譲渡の流れや会場へのアクセスはこちらをご確認下さい。