
町田市と相模原市の間を流れる境川は、両市及び東京都・神奈川県の境となっています。しかし、それは江戸時代以降のことであり、境川沿いの歴史文化は本来一体的に形成されてきた地域といえます。境川両岸には縄文時代や古代の遺跡を中心に、様々な時代の遺跡が広がっており、境川沿いの歴史や人々の暮らしを考古学的に明らかにするにあたっては、両市の調査成果を俯瞰的にみていくことが必要です。
そこで、両自治体間で埋蔵文化財活用事業による交流を深め、広く両市民が境川沿いの歴史や文化について学べる機会として、「まちさが考古学講座」を開催します。
展示予定資料(一部)
日時
2025年3月9日(日) 午後1時30分~4時30分(午後1時開場)
※申込不要・当日先着順(定員80名)
会場
相模原市立博物館 大会議室・ホワイエ (神奈川県相模原市中央区高根3-1-15)
主催
町田市教育委員会(生涯学習総務課)
相模原市教育委員会(文化財保護課、相模原市立博物館)
内容
境川の両岸に広がる町田市、相模原市の遺跡について、「境川沿いの地形と遺跡分布」、「旧石器~縄文時代」、「古墳~平安時代」をテーマに両市の学芸員5名が調査成果を発表します。また、ホワイエにて関連遺跡の土器や石器の展示も行います。