
相模原市中央区・上溝駅前にある「ダイエー上溝店」が、2026年2月24日(火)をもって1・2階のダイエー直営売り場の営業を終了します。
1972年の開業から実に53年。上溝のランドマークとして親しまれてきた大型店が、半世紀の歴史に幕を下ろします。
ダイエー直営売場は2/24で終了
今回営業を終了するのは、1・2階のダイエー直営売り場です。
- 1・2階 ダイエー直営売場:2026年2月24日(火)で営業終了
- ドムドムハンバーガー上溝店(1階テナント):2月28日(土)まで営業後、撤退
- 3・4階専門店:2月25日以降も営業継続予定
なお、3・4階の専門店については、現時点では通常通り営業予定と案内されています。建物全体が同時に閉館するわけではない点は注意が必要です。
建物老朽化とイオングループ再編が背景
閉店の主な理由は「建物の老朽化」です。施設全体の状態を踏まえ、ブランド継承ではなく閉店という判断になったとされています。
さらに大きな背景として、イオングループによる首都圏食品スーパー事業の再編があります。ダイエーは2026年3月までに関東の店舗運営をマックスバリュ関東へ引き継ぐ方針で、同社は同年3月に「イオンフードスタイル」へ社名変更予定です。
多くの関東店舗は屋号変更により営業を継続する見込みですが、上溝店は建物老朽化が著しいためブランド継承の対象とならず、閉店という“例外的”な扱いとなりました。
1972年開業 「忠実屋19号店」から53年

ダイエー上溝店の歴史は、1972年10月1日に「忠実屋19号店」として開業したことに始まります。
地上4階建て、店舗面積約7,225平方メートルという当時としては地域最大級の規模。売場面積は約5,478平方メートル(日本スーパー名鑑)とされ、上溝の商業の中心的存在でした。
開業当初は、大型店進出に対して上溝商店街から反対の声もあったといわれています。しかし屋上遊園地やヒーローショーなどのイベントを通じ、次第に地域に溶け込み、「上溝の顔」と呼ばれる存在になっていきました。
SNSでは「子どもの頃、屋上で遊んだ」「家族でよく買い物に行った」など、思い出を振り返る声も多く見られます。
フロア構成と現在のテナント
1階
- 食品フロア
- ドムドムハンバーガー(クレープ併売)
- 宝くじチャンスセンター
- めぐみ薬局
- 買取専門店 など
2階
- 衣料品フロア
- 婦人服「ロベリア」など
3階
- 100円ショップ「Seria」
- スポーツクラブ「アクトス」
- ゲーム・ホビー関連店舗
4階
- ゲームコーナー(アミューズメント)
3・4階の専門店は2月25日以降も営業予定とされていますが、今後の詳細はまだ発表されていません。
店舗データ
- 開業:1972年10月1日(忠実屋19号店として)
- 営業終了:2026年2月24日
- 営業年数:約53年
- 売場面積:約5,478平方メートル
- 駐車場:252台(買い物で2時間無料)
- 営業時間(現行)
1階 8:00-22:00
2階 9:00-21:00
3階 10:00-21:00
4階 10:00-19:00
跡地は未定 上溝駅前再編のきっかけに?

ダイエー広報によると、跡地の活用方法や再開発の時期については現時点で未定とされています。
長年地域の中心だった建物だけに、「空白期間」への懸念の声もあります。一方で、上溝駅前エリア再編のきっかけになる可能性も指摘されており、商店街側もイオングループの動向を見ながら地域住民への対応策を検討していく方針です。
半世紀にわたり地域の暮らしを支えてきたダイエー上溝店。営業終了まで残りわずかとなりました。
思い出のある方は、ぜひ最後に足を運んでみてはいかがでしょうか。













