町田市が史跡公園として整備を進めている「国指定史跡 高ヶ坂石器時代遺跡(八幡平遺跡)」を4月から一般公開しました。
八幡平遺跡は、東側を恩田川、西側を芹ヶ谷公園となっている谷に挟まれた標高約86mの丘陵の頂部に位置し、縄文時代中末期(約4500年前)の敷石住居跡が発見された遺跡です。
遺跡の中央に囲炉裏(炉跡)を囲んで生活していたと考えられている柄鏡形の敷石住居であり、現在、住居跡は埋め戻され、その上に、原寸大の住居跡を再現しています。
階段やスロープの他、休憩できる四阿を整備し、高台からの眺望は縄文時代の景観を追体験することができます。
○住所:所在地:高ヶ坂二丁目1645-6(地番)
国史跡高ヶ坂石器時代遺跡とは
牢場、稲荷山、八幡平の3つの遺跡から構成され、大正14年(1925年)の発掘調査により、日本で初めて縄文時代の敷石住居跡が発見され、国史跡に指定されました。
牢場遺跡では発見当時の本物の敷石住居跡を、稲荷山遺跡では埋め戻した上に石を置いて復元した配石遺構を公開しています。
▼町田市HP「日本で初めて発見された敷石住居跡が見られる!高ヶ坂石器時代遺跡」